先日、これまで撮りためてきた写真を整理していたときのことです。
ふと目に留まったのが、かつてUSJにあった「ウエスタンエリア」の一枚でした。
その写真を見た瞬間、ずっと引っかかっていたことが、「ひょっとして?」と思ったことがあったんです。
今日は、そんな小さな『気づき』から始まった話を書いてみます。
ユニバーサルスタジオジャパンが開業した当初、現在のユニバーサル・ワンダーランドは「ウエスタンエリア」と呼ばれ、西部劇などのショーが上演される場所でした。
その後、ランド・オブ・オズを経て、今は子供さんの笑顔があふれるユニバーサルワンダーランドになっています。
ウエスタンエリアを知っている人は、もう多くないかもしれません。
でも、この像に見覚えのある方は、けっこういるのではないでしょうか。

ニューヨークエリアの突き当たり。
コナンジュエルの出口近くにアメリカ先住民族の像が静かに立っています。
実はこの像、もともとはウエスタンエリアにいたんです。
当時の写真がコチラ↓

当時は現在よりも強いエイジング加工が施され、荒れた西部劇の中の登場人物のように立っていました。
この像がいつ、どのタイミングでニューヨークエリアへ移されたのか正確な時期は分かりません。
しかし、気づいたときは、今と同じ向きで立っていたように記憶しています↓

右手をかざし、日差しを遮るような敬礼にも似たその姿。
そして、どこか愁いを含んだ表情で、遠くを見つめる眼差し。
「この像はどこ見ているのだろう」と、以前から気になっていました。
今回、ウエスタンエリア時代の写真を見つけたことをきっかけに、グーグルマップ上で確認してみようと思い立ちました。
下の写真の★印が像の場所です。

★の場所から視線が延びる方向を確かめてみました。
すると、ウエスタンエリアにいたころの写真を見た時に頭に浮かんだ「ひょっとして」は、間違っていなかったのです。
この像が見つめている先は、USJ開業当初あったウエスタンエリアの方角だったのです。
USJ通の方には、「そんなの常識」と言われてしまう話かもしれません。
でもワタシは知りません。
これは偶然なのか、それとも意図してこの向きを選んだのか。
もし意図的だとしたら、何かしらのストーリーを持っているのかもしれない。
もしこの像に、物語があるのなら、その話を聞いてみたいと思ったのでした。
ストーリーはなくても、USJの中で最も長く過去を覚えている彼は、今はもう存在しない風景を懐かしみ、今も見つめ続けているのかもしれませんね。


コメント