USJのユニバーサル・ワンダーランドが2012年にオープンして以来、多くの家族連れに愛されてきたセサミストリート・ファン・ワールドが、2026年5月10日をもってクローズされます。
今日は、エリアがどのような場所だったのか、そしてクローズ後の跡地に期待することなどを書いてみます。
セサミストリート・ファン・ワールドとはどんな場所だったのか
まず最初に、今回クローズとなる「セサミストリート・ファン・ワールド」がどのような場所なのか、少しおさらいしておきます。
ここはユニバーサル・ワンダーランドの一番奥に位置する、エルモやクッキーモンスターたち、セサミストリートの仲間たちのエリアです。
セサミ、ハローキティ、スヌーピーが主役のユニバーサルワンダーランド内で一番広い敷地で、屋外と屋内の両方の施設が備わっていました。
屋外には、遊園地の定番である「ビッグ・バードのビッグ・トップ・サーカス(メリーゴーラウンド)」をはじめ、身長制限に関係なく遊べる滑り台などの遊具が点在しています。


これらは、小さな子供さんにとって、とても、とても大切な場所。
そして、全天候型の屋内施設「エルモのイマジネーション・プレイランド」に入れば、夏の酷暑や冬の凍てつく風、雨や雪に影響されることなく遊べる空間が広がっていました。


ボールプールで歓声を上げる子供たちや、クッション性のあるフロアを走り回る姿。
そこには、子供たちの自由な時間が流れていました。
ワタシもここに足を運ぶたび、滑り台を何度も何度も滑る子供さんの楽しそうな姿を目にしてきました。
笑顔の子供さん、その様子を見守るお父さん、お母さんの姿を眺めているだけで優しい気持ちになれる場所です。
2012年から積み上げられた「思い出」という名の財産
このワンダーランドが誕生したのが2012年のこと。
それ以前のパークを知る人にとっては、子供を主役にしたこのエリアができた時の賑わいは記憶に新しいことでしょう。
このワンダーランドがオープンしたのは2012年。
オープン当時にあったアトラクション・遊具がその後撤去され、新しいアトラクションになっているところもあります。

上の写真はビッグバードのクライミングネスト。
子供たちが夢中で遊んでいた場所です。
今はここが “エルモのゴーゴースケートボード” そのゴーゴースケートボードも終了する気配です。
そして下の写真のアトラクションがあった場所には、今はモッピーのバルーントリップがあります。

当時、お父さんやお母さんに手を引かれて遊んでいた子供さんは、今や大学生や社会人になっている人もいるでしょう。
一人の人間が成長し、大人になるまでの月日を、セサミの仲間たちは見守り続けてきたわけですね。
長年通っている人には、このエリアの隅々に「成長の記録」が刻まれているように感じられるかもしれません。
そんな思い出が詰まった場所が丸ごとなくなってしまうのは、やはり寂しい。
現在、このエリアでは2026年5月10日まで「フォーエバー・フレンズ 〜ずっと友だち〜」という特別イベントが開催されています。
USJの過去の歴史では、アトラクションが突然クローズが発表されることもあったので、このようなお別れイベントがあるのは、言い過ぎかもしれませんが「奇跡に類する」とも言えます<。
クローズ後の「新エリア」はどうなる?管理人の独り言
さて、気になるのはエリア再開後のことです。
これほど広大なエリアをクローズする以上、単なるメンテナンスではなく、大規模なリニューアルやまったく新しい新エリアの誕生も予想されます。
正確な情報はまだ何一つありませんので、ここからはワタシの個人的な推測、「独り言」としてお聞きください。
まず考えられるのは、既存の「ユニバーサル・ワンダーランド」の枠組みを維持したまま、「テコ入れ」を行うパターンです。
こうなった場合、新たなエリアには、最新のテクノロジーを駆使したものや、ゲストが驚く仕掛けがされるんじゃないかと考えます。
一方で、全く別のキャラクターが登場する「新エリア」への転換という可能性も否定できません。
噂ではポケモンの進出も囁かれていますが、現状の報道などを見渡す限り、ポケモンはニューヨークエリアへの展開が有力です。
となると、ここがワンダーランドであり続けるなら、ファミリー層をターゲットにしたブランドが導入されるのではないかと思われます。
そのキャラクター・ブランドが何になるのかという所までは分かりません。
というより、エルモ以外はやめてほしいのが本音です。
ワンダーランドの一番奥という立地を考えると、隣接するハリー・ポッターエリアや、少し離れたスーパー・ニンテンドー・ワールドの拡張も頭をよぎります。
ハリー・ポッターに関しては立地上、無いことはないとも言えます。
一方の、ニンテンドーワールドは離れた場所になるので現実的ではないように思います。
しかし、海外からの観光客のニンテンドーワールドの爆発的な人気を考えれば、どのような形になるのか想像できないもののその可能性もあるやもしれません。
あれこれと考えても、正直なところ「まったく予想がつかない」というのが本音です。
具体的な話が出るまで待つことにしましょう。
変わらぬ「願い」を込めて
最後に、予想や憶測ではなく、ワタシが切に願う「希望」を一つだけ書いておきます。
それは、「小さな子供さんが自由に走り回って遊べるエリアであり続けてほしい」ということです。
大人になって振り返ったとき、子供の頃の記憶というのは、多少不鮮明であっても色あせることなく、ある種の輝きを持っているものです。
その場所で味わった「楽しい」という感覚は、きっと人格形成にも影響することでしょう。
自分が子供の頃に味わったかけがえのない時間。
そのバトンを、次の世代、そしてまたその次の世代へとつないでいく。
パークが変化し続けるのは宿命ですが、自分が子供の頃に味わった楽しい記憶、そのかけがえのない時間をつないでいく場所であってほしい。そう願っています。


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